小さな卵からふ化した赤ちゃんがしばらく浮遊生活をするマダコと異なり、イイダコは比較的大きな卵から孵化した赤ちゃんが、すぐに底生生活を始めます。 1月中旬から隔離水槽の中に保護しているイイダコの赤ちゃんたちは、当館裏の海岸で採集したプランクトンや、飼育魚類に与えている冷凍餌を細かく切ったものを食べながら、日に日に大きくなってきました。 性質も温和なようで、容器内でお互いがすれ違うのを見ていると、今のところ共食いなどの心配は無さそうです。
相模湾ゾーン