深海コーナー新入り 2種、クロカムリクラゲとホウズキイカの紹介をします。
クロカムリクラゲは、相模湾の深海中層(およそ 400~ 600mの深さ)にすむ赤黒い体色のクラゲです。
実はこの“色素”、不思議なことに自然光などが当たると毒素に変化してしまうそうで、死なないように展示水槽では赤い照明を弱めに当てています。
ホウズキイカは、体が塩化アンモニウムで満たされ、「ホオズキ」のように膨らんだかわいいイカです。
ちなみに植物の「ホオズキ」は『オ』という字ですが、本種は初めて記載された時に『ウ』と書かれたため、「ホウズキイカ」になったそうです。
どちらも大変飼育困難な生き物ですので、お早めにご覧いただきたく思います。
※クロカムリクラゲ、ホウズキイカの展示は終了いたしました。