つい先日まで、胃腸炎で苦しんでいました。
ということで、胃について書きます。
私が担当しているクラゲの胃はどこにあるかというと、傘の上のほうにあります。
しかも、ほとんどのクラゲは、傘が透明や半透明であるため、胃がスケスケの丸見えです。
つまり、何を食べたかが一目瞭然なのです。
狙い目は、開館してすぐが、見るチャンスです。
朝、いろいろな餌をあげることが多いので、午前中ならまだ胃の中にごはんが残っている可能性が高いです。
ほとんどのクラゲには、アルテミア(ブラインシュリンプ)という動物プランクトンを与えています。
アルテミアはオレンジ色をしているので、食べたクラゲの胃はオレンジ色になります。
わかりやすいクラゲが、ミズクラゲです。
ミズクラゲの傘の上の四つ葉のクローバーのように見える箇所の内側が胃なので、オレンジ色のクローバーになります。
つまり、白っぽいままの状態であれば、ごはんを食べていない。
オレンジ色の状態であれば、ごはんを食べたということです。
わかりやすいですね。
その他だと、ハブクラゲには、生シラスをあげているので、四角い傘の上にまるまるシラスがいます。
食べられたシラスと目が合うかもしれません。