最近テレビでよく休館、休園中の水族館や動物園のようすがとり上げられていますね。
生物のお世話はさすがにリモートでは出来ません。“えのすい”でも、飼育の人間は最少人数で出勤して生物たちと向き合っています。
約 3か月間という、先の見えない長い休館の間、水槽を転々とした種がいます。
カワイトヒキクラゲです。
東南アジア産で飼育条件が他の種と少し異なったり、気難しいところがありますが、一匹だけすくすく成長してくれました。
先ずはファンタジーホールの一番小さな水槽へ。
この一番小さな水槽でも、一匹だけだと小さすぎて展示できないと思っていました。
ところが日に日に大きくなり、みるみる収容しきれないくらいにまで成長してくれました。
次は、円柱水槽です。さすがにこの大きな水槽では小さすぎる・・・ と思いきや、またまたぐんぐん成長してくれました。
4~5日ぶりに出勤することもありましたが、1.5倍くらいに成長していることもあり、糸状の付属器も数十センチも伸びていました。