きょうは2011/11/11。
100年に一度の 11が一つ多い日です。
1だけ並べると「111111」。
これと似たような画が“えのすい”にもありました。
薄べったい体で頭を下に向け、逆さまで泳ぐヘコアユの群れです。
普段は群れて漂っているヘコアユたちですが、活き餌を追う時には人が変わったように機敏な動きを見せます。
ヘコアユと同居しているオオウミウマに、活き餌としてアミ(小さなエビ)を与えるのですが、そのまま与えてしまうと、素早い動きで全てヘコアユが食べてしまいます。
できるだけ確実にオオウミウマに食べさせてあげたいと思い、ヘコアユを水槽の一角に他の餌で集めてから、アミの入ったタモ網をオオウミウマの近くに持って行ってみました。
逃げられるかなーと思っていたら、ゆっくりと近づいてきて、尾でタモ網の淵につかまり、網の中に頭を突っ込んで食べ始めました。
追いかけずとも活き餌を食べられるのが良いのか、離れようとしません。
それを見たのか別のオオウミウマがもう 1尾やってきて、またしてもタモ網の淵につかまり食べ始めました。
2尾並んでアミを吸い込むようすはなんともかわいらしく、ずっと見ていたい気持ちになります。
見とれていると、この相席状態のオオウミウマもまた「11」に見えてきます。
次に「11」がたくさん並ぶのは 100年後。
きょうはみなさんの身の周りにもいろんな「11」があふれているかもしれません。