2006年08月21日
トリーター:杉田

クラゲに刺されるのも仕事のうち?


きょう、お泊まりナイトツアーの担当をしました。
参加者は小学校 3年生から 6年生の元気な 70名。
「みんな、宿題は済んだの?」と聞くと・・・
元気に「まだー!!!」
お父さん、お母さんの青ざめた顔が目に浮かびます・・・。
がんばれ!

お盆も終わって、そろそろ宿題の山に目を向け始めるこの時期になると、“えのすい”にはよくこんな電話がかかってきます。
リンリーン「あのー、海でクラゲに刺されちゃったんですけど、どうしたらいいですか?」
この時期、クラゲといったら大抵アンドンクラゲです。
アンドンクラゲは、傘と長い触手が透明なので、海の中ではほとんど見えません。
泳いでいても気づかず、刺されてしまうことが多いようです。

さて、私たちもクラゲの飼育をしていると、どうしてもクラゲに刺されてしまいます。
よくいわれるのが、「いつも刺されていたらクラゲの毒にも慣れちゃうんじゃないの?」という言葉。
実はこれ、全くの反対なんです。
クラゲの毒は、刺されるたびに体に蓄積されていきます。
そしてある一定のレベルを超えると、アナフィラキシーショックといって死に至ることもあるといわれています。
ハチに刺されるのと同じですね。
クラゲの飼育を長く続けている人ほど、クラゲには気をつけなくてはいけないんです。

なんと!ちょうどきょう!!
トリーターがアンドンクラゲを採集してきました。
クラゲファンタジーホールへのデビューも近いかな?
楽しみにしていてください。

アンドンクラゲアンドンクラゲ

クラゲファンタジーホール

RSS