2006年11月08日
トリーター:崎山

富士山

今朝は寒かったですね。これからの寒い季節、天気がいい時の“えのすい”からの景色(相模湾、江の島、海岸線、富士山・・・)は特に素晴らしいものがあります。毎日見ていても飽きません。
これは“えのすい”の、湘南の、そして日本の宝です。みなさんぜひ見に来てください。

さて、富士山といえば雪をかぶった美しい姿を思い浮かべるのではないでしょうか。
ここからは私がいつぞやTVで見たものの紹介になります。この富士山の美しい姿、実は富士山にある永久凍土に支えられています。永久凍土とは年中凍っている土壌、地面のことで、かつては日本には存在しないと考えられていたそうです。それが 1970年に富士山で発見されたのです。発見当時に比べて富士山の永久凍土がある範囲は狭くなり、最近はほとんど山頂付近だけになってしまったそうです。この永久凍土がなくなると急斜面を支えていた地盤が崩れたり、また寒い時期以外の美しい冠雪が見られなくなってしまうかもしれないということです。
みなさん察しているかもしれませんが、この永久凍土の減少は地球の温暖化が原因という説があります。温暖化が原因といわれる事象は海の中でもあります。南の海の生き物の確認される地域が北に上がっているというのがわかりやすい例かもしれません。
温暖化が全てではないですが、富士山に限らず、今見られるすばらしい自然をどうにか次の世代に残していきたいものです。

海辺のデッキからの眺め海辺のデッキからの眺め

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