2007年06月19日
トリーター:伊藤

海辺の明かりで昆虫採集

入梅して蒸し暑くなってきましたね。
これからが夏本番、男の子や一部の大人にとって嬉しい?昆虫採集のシーズン到来です。

昆虫採集というと、お花畑で蝶を追いかけたり、雑木林で木をゆすってクワガタを採ったりするイメージですが、ここ江の島の近く、海辺ならではの昆虫採集もあります。

湘南海岸の海辺には防砂のためマツが植えてありますが、この松林にはシロスジコガネやオオコフキコガネ、クロカミキリなどちょっと変わった虫がたくさん暮らしていて、夜に海沿いの外灯などまわると、光に飛んできたこれらを採ることができます。
特にオオコフキコガネはこのあたりには多くて、夜に窓を網戸にしておくと、とんでくることも多いです。
今でも小学生は夏の自由研究などあるのでしょうか。
自由研究で海辺の昆虫採集なんて、目の付け所が斬新で面白そうです(子供の時分に気付いていれば、きっと私もやっていたことでしょう)。
ただし、シロスジコガネなどはその出現盛期が 6月~ 7月になりますので、自由研究の題材にするのであれば、夏休みに入ってすぐやった方がいいでしょうね。
8月の終わりでは外灯に飛んでくる虫は少なくなり、辺りからはコオロギの鳴き声が響いていることでしょう。

オオコフキコガネオオコフキコガネ

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