2007年06月23日
トリーター:北嶋

ウミガメ産卵報告

みなさん、こんにちは!きのう・きょうは第 5回 生き物文化誌学会学術大会がここ江の島でおこなわれて、えのすいトリーターたちは大忙しでした!
わたし北嶋も、普段着慣れないスーツなんか着ちゃってお手伝いをしてきました(^^)V
参加された方もいるのでは?おつかれさまです!

さて、話は変わりますが、6月19日に逗子海岸でアカウミガメが卵を産みました。早朝の 4時半頃、つり人が海へ帰っていくウミガメを見たとのこと。“えのすい”にも連絡が入りました。
さっそくトリーターが現地へ赴き、ウミガメが卵を産んだとおもわしき場所を掘ってみると・・・
ありました! 50cmくらい掘って一番上の卵が見えたってことはかなり深く掘ってますよね。ウミガメってあの後ろ足だけでこんなに穴を掘れるってすごいですよね~。
産卵した場所が海の家が建つ場所ではなく、また海からも離れていて水につかってしまうの危険性も小さいため、そのまま自然に仔ガメがかえるのを待つことにしました。
卵のあるところは踏み荒らされないように、ロープで囲って守ってあります。

ウミガメの卵ははだいたい 2か月くらいで孵るので、お盆の時期くらいにウミガメが海へと旅立っていくでしょう。
このあたりはかなり海岸もにぎわっているので、ウミガメが卵を産んでくれるなんて年に 1、2度あるかないかの稀なこと。無事この子ガメたちが旅立てるようにみなさんもあたたかく見守っていてくださいね!

アカウミガメの卵アカウミガメの卵

ウミガメの浜辺

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