あしたは「藤沢メダカ」配布会だ。
メダカは全国に一種だが、絶滅危惧種と騒がれた頃から注目を浴び、産地名を付けて呼ばれることがある。
「藤沢メダカ」は 40年ほど前、境川水系の“はす池”で採集したものを、民家の池で純粋に保存し続けたタイムカプセル的なメダカだ。
配布されたメダカは増えたり減ったりしながら、多くはやがて絶えてしまうだろうが、「その死から何かを学びとってくだされ~!」と願うものである。
北日本と西日本くらい産地が離れれば、成魚の形態にわずかな違いが見られるようだが、普通は見分けられない。遺伝子レベルで若干の違いがあるだけだ。
よく飼育者が見た目の違いを寸評するが、「育て方しだいで、全く違うんじゃ~!」と思うものである。
配布前日には、本物のメダカモリが何百何千とメダカを寄贈される。私たちニワカメダカモリがそれをパッキングするのである。
本物のメダカモリは同じ屋根の下でメダカたちと生活している。初心者にも飼い方を分かりやすく教える知恵をもっているのである。
※ 11月3日の藤沢メダカ配布会は締め切ったそうです。
次回以降の配布会についての詳細はコチラにお問い合わせください。