関東の早咲きサクラが満開になって見ごろのようです。
特に伊豆の河津町がとても有名で、観光客でにぎわっています。
海の中にもサクラと付く魚が居ます。
サクラダイはとてもきれいで、水深はやや深めの岩礁地帯に棲んでいます。
英名でもチェリーバスといって桜の名が使われています。
特にオスの体には桜を散りばめた模様があり、メスには有りません。
キンギョハナダイに似てはいますが、背びれの黒い点、大きさ、体高が違います。
マダイも地方名では桜鯛と読んでいます。
マダイはソメイザクラの桜が咲く頃に旬をむかえ、体色が桜色に輝くので、こう呼ばれるようになりました。
マダイとよく似た魚がいます。それは、チダイといいます。
マダイの特徴は、体色が美しい桜色にコバルト色の小点が散らばり、尾びれの縁が黒色です。
一方チダイはエラぶたの縁に血のついたような赤い線があるので、区別できます。
逗子の沖水槽、相模湾大水槽、食卓の魚コーナーに展示していますので、比較して見てください。