先日のトリーター志村の日誌にあったハナゴンドウ「ビーナ」の水中でのトレーニングを、僕も一緒に始めました。
その種目は『プッシング』です。
プッシングとは、イルカたちに足の裏を押してもらいながら、勢いよく水の中を進む種目です。
このプッシングに限らず、新しい種目をトレーニングする時は、少しずつステップアップしながら、じょうずにできた時にはご褒美の魚をあげたり、「ビーナ」が好きなこと(水をかけてあげたり、体を撫でてあげたり)をしてほめてあげます。
そして「ビーナ」が混乱しないように、簡単に理解できるように、常に考えながらトレーニングをしています。
どのトレーニングに関してもそうですが、動物たちが飽きないように、場所やパターンを変え、更に楽しんでもらえるようにいろいろな工夫をしながら、トレーニングしているんですよ。
当館では、ショーとショーの合間などに新しい種目のトレーニングをおこなうことが多いので、ぜひご覧になってみてください!
ビーナ