去年の 3月17日にふ化したフンボルトペンギンの「コハク」、みなさんはご存知でしょうか。
1羽だけ違う羽の色をしているので、すぐに見つけることができ、お客さまの人気も高かったのですが、とうとうおとなの仲間入りになる日がやって来ました。
フンボルトペンギンは 1年に 1度、6月から 8月にかけて羽の生え変わりの時期を迎えます。
ふ化したヒナは新生児羽毛に覆われていますが、2か月位たつと幼鳥の羽毛に生えかわります。
この幼鳥の羽毛は、おとなたちとはちょっと違う色や模様をしています。
1年が過ぎ、換羽を迎えてやっとおとなと同じ羽毛になるのです。
「コハク」ももう数日すると、幼鳥の羽毛が抜け落ちて、おとなの羽毛へと生えかわります。
その間、ちょっとみすぼらしい感じになってしまいますが、2週間ほどで換羽が終了しますので、その時にはピカピカのおとなの羽毛の「コハク」を見ることができます。
ぜひ、ピカピカの「コハク」を見にいらしてください。