2010年02月03日
トリーター:倉形

季節の分かれ目


本日 2月3日は何の日かご存知ですよね。
「節分」です。

節分とは古来より「季節を分ける」ことを意味していて、江戸時代以降は立春(毎年 2月4日頃)の前日を指す場合が多いようです。

この季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられ、その邪気(鬼)を追い払うために「豆まき」などの行事をおこないます。
その豆まきの掛け声といえば、「鬼は外、福は内」が普通ですが、地方によっては「鬼は内、福は内」と掛け声を掛けるところもあります。
これは鬼を神様のように信仰の対象にしているためだと思われます。

また、豆まきに使用する豆を自分の年齢数だけ食べることで、この 1年間の無病息災を願う意味合いがあるそうです。

節分の主役でもある『鬼』。
そこで、名前に鬼(⇒オニ)が付く魚について調べたところ、約 35種いました。

その代表的な魚は、オニイトマキエイ(通称:マンタ)、オニカサゴ、オニオコゼ、オニハタテテダイなどですが、当館では現在鬼(⇒オニ)が付く魚は展示しておりませんが・・・
その代わりにサンゴ類を展示している水槽に巻貝の仲間の「オニノツノガイ」という貝がいます。

水族館にぜひ探しに来てください。
心よりお待ちしております。

サンゴ礁水槽サンゴ礁水槽

太平洋

RSS