2010年02月24日
トリーター:大内

春はすぐそこ?


ここ 2、3日暖かくなって、春めいてきましたね。
暖かくなるのは嬉しいのですが、気温の上昇とともに花粉の飛散量も上昇し始め、花粉症の方にはつらい季節が始まろうとしています。
そういう私も花粉症で、今年で発症してから 20年が経とうとしています。

きょうの話題はズバリ

花粉・・・

ではなく



に関する魚です。

北海道では今年ニシンが豊漁だそうです。
ニシンは冬から春にかけて獲れる魚で別名を、「春告げ魚」と呼ばれています。
産卵期に大量のニシンが浅瀬に産卵しにやってくる現象を「群れが来る」と書いて「群来(くき)」というのですが、今年はその群来のニシンの群れが去年の倍以上だったそうです。

このニシン、“えのすい”ではイルカたちの餌としても使われています。
切身にして使うのですが、メスのニシンからはかなり大きな卵巣がでてきます。この卵巣こそがお正月料理で欠かせない、「数の子」なのです。
ニシンは数の子の親でもあるんですよ。

さて、このニシンの仲間が“えのすい”にもいます。
“えのすい”の中で最も数の多い魚かもしれません。
それは相模湾大水槽にいるマイワシです。
ニシンやマイワシは、魚の中で最も弱い部類の魚になります。そのため群れを作って、外敵から的をしぼらせないようにしているんです。
相模湾大水槽のマイワシの群れも多種多様な動きをします。じーっと見ているだけでもけっこうおもしろいですよ。

“えのすい”に来たら相模湾大水槽のマイワシをぜひ、ご覧ください。

マイワシマイワシ

相模湾ゾーン

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