今、フンボルトペンギンが繁殖シーズンをむかえています。
新江ノ島水族館では 2組のつがいが卵をあたためています。「ハク(♀)」と「ジャンボ(♂)」のペアと、「ウタ(♀)」と「ポー(♂)」のペアです。
「ハク」と「ジャンボ」のペアの卵は、3月20日に第 1卵がふ化しました。「ウタ」と「ポー」のペアの卵は、3月24日に第 1卵がふ化しました。
フンボルトペンギンは、2個の卵を日をずらして産みます。
親は交代で卵をあたためます。そして 40日が過ぎた頃にヒナが誕生します。
誕生したヒナは小さく、手のひらにのる大きさですが、2か月もすると親に近い位の大きさに成長します。
今は親のおなかの下で見えませんが、1か月もすると親のおなかから顔を出すようになります。
今でも運がよければ、親がヒナに餌を与える時にヒナを見ることができます。じっくりとペンギンプールで観察してください。