クラゲモエビの展示が始まりました。
このクラゲモエビは、“えのすい”生まれ三世代目です。
つまり、このエビのおとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃんも“えのすい”生まれということです。
バックヤードでは、展示中のエビの子ども(四世代目)も育成中です。
昨年、“えのすい”でこのクラゲモエビの繁殖にはじめて成功し、(社)日本動物園水族館協会より繁殖賞をいただきました。
水槽の中で長期飼育し、繁殖までできると、その生き物について解ってくることがたくさんあります。
クラゲモエビはクラゲにつかまって生活を送るエビです。
“えのすい”に来たクラゲモエビは大型のエチゼンクラゲにたくさんくっついていたものです。
さて、餌は一体なにを食べているのでしょう。
クラゲ???
あげてみました。
→ 食べます。
どんなクラゲでも食べるの?
あげてみました。
→ ミズクラゲ ・・・・ 割と好き
オワンクラゲ ・・・ 食べます
タコクラゲ ・・・・ 食べます
シーネットル ・・・ 好きではない
ブルージェリー ・・ 無視
サカサクラゲ ・・・ 避けます
エチゼンクラゲ ・・ 大好き!!
しかし、クラゲよりもブラインシュリンプやコマセアミの方を好んで食べているようす。
1匹のエチゼンクラゲに 100匹以上クラゲモエビがついていることもありながら、エビに食べつくされた話を聞いたことがありませんので、きっとクラゲの捕まえたプランクトンをつまみ食いしてるでは?
あくまで私の仮説ですが。