昨年の 4月18日に、相模の海ゾーンの江の島「岩礁水槽」でウミタナゴが出産したことをお伝えしましたが、今年もその兆候が見えてきました。
昨年より時期が 1か月以上遅いのですが、先日来同じ岩礁水槽のウミタナゴ 1個体のおなかが大きく膨らんでいるのが確認できるようになりました。
この個体は他のウミタナゴと離れて過ごすことも多く、出産間近と見受けられます。
昨年はこの水槽で 12匹の赤ちゃんが生まれたのですが、結局丸 1年生き延びたのはそのうちの 1匹でした。
水槽生まれの個体はその後、海岸釣り採集で入手された数匹のウミタナゴと一緒に暮らすようになって、どの子が水族館生まれのウミタナゴか分からないようになってしまっています。
大海原の厳しい自然環境ではないですが、この江の島岩礁水槽もウミタナゴの赤ちゃん位の小魚ですと一飲みにできるような大きな魚がたくさん暮らしています。
その中でたくましく生き延びてほしいと願っています。
因みに出産間近のウミタナゴは、お客さまの方から見て右上方の水槽隅にいることが多いようです。
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