長野県安曇野市でコガネムシの新種が見つかりました。
発見した収集家はその名前を、
学名は「ユーマラデラ・キタモリオイ」、
和名は「マンボウビロウドコガネ」
にしたとのことです。
交流がある作家、北杜夫さんの名前にちなんでつけたそうです。
「人」ではないですが、「場所」にちなんで名前がつけられた例もたくさんあります。
“えのすい”の目の前に広がる「相模湾」。
この相模湾にちなんでつけられたものもけっこうあります。
サガミミノウミウシ、
サガミモガニ、
サガミツノクリガニ、
サガミナガニシ、
サガミシロガサ、
エノシマサンゴ、
Lima zushiensis、
Istiblennius enosimae、
Sagamia geneionema、
Hydrocoryne miurensis、
Polinices sagamiensis、
Penitella kamakuraensis、
Ericandersonia sagamia
などなど
(ラテン語の学名は何のことだかわからないでしょうが、お時間がある時に調べてみてください)。
命名者はこの相模湾に敬意を表して、「サガミ」や湾内の地名を用いたのでしょうか。
おそるべし相模湾。
うらやまし相模湾。
ねたましい相模湾。
オーストラリアでは摩天楼が立ち並ぶ大都市のすぐ近くで新種のイルカが見つかったとか。
まだまだ相模湾でも見つかりそうですね。