誠に残念ですが、みなさまからご覧にいただけない場所でのECO活動です。
この夏、“えのすい”の節電対策に貢献した、グリーンカーテンも役目を終え 9月に撤収され、寂しい風景となりました。
グリーンカーテンの脇で好き放題に成長した、ススキを利用すべく刈り取り茅藁を作りました。茅は茅葺き屋根の材料として使われ、茎は油分があるので、水をはじき耐水性が高い特徴を持っています。
茅藁の効能は。
(1) ごみの再利用(ゴミを少なくする)
(2) グリーンカーテンで使用した葛の苗の冬期霜対策(藁を敷き詰め保温効果を高める)
(3) 苗周辺の雑草の発生を抑える(除草効果)
(4) 雨対策(雨水による土壌の流出防止)(クーラー室外機の泥跳ね防止)
(5) 小動物昆虫達に対する配慮(デート場所の提供)
さて効果は
茅藁を敷き詰めすぐに効能を発揮 10月5日 6日の雨の翌日、泥流出無し、泥跳ね無し。
更に10月3日エンマコオロギのラブコール開始。
更に更に
虫の音のラブコール聞きながら帰宅道
妻へ送るメールの一行は
今晩、おれが、飯を作るよ。
どうです、抜群の効果でしょう。
めでたし、めでたしで終わる予定でしたが、この後大どんでん返しが、待っていようとは。
気分の良い日から、一週間過ぎた昼休みにそれは、突然、空から舞い降りた。
黒い小さな悪魔(カラス)の登場、藁の側に舞い降りるや、鋭い眼光と、黒光りする尖った嘴、抜き足、差し足、忍び足で近づき、わらの中に口ばしを入れ、コオロギを捕まえて口の中にパクリ。
(このやろう)、怒りがこみ上げ悪魔を追い払う行動を起こす自分。
ところが、ここで身体は動かず、好奇心が上回ったのか、ただ悪魔の所行をただ見つめている。
悪魔、次ぎは 1m横に移動、また藁の中から、コオロギを捕まえてパクリ。
まるで、栄養満点のサイコロステーキを食べているようす。顔も満足げに見えるのが、憎たらしい。
(何ってこったー、この私は、悪魔の食料倉庫を作ってしまったのかー)
更に悪魔の行動は、大胆さを増し、次は茅の上に飛び乗り、ガサ、ガサと足を踏みしめ、飛びだした、コオロギをまたパクリ。
悪魔 3匹を食べてから、草むらに移動、コオロギがいないのか、諦めて上空へと飛び去るのでありました。
改めて自然の食物連鎖の厳しさを痛感し、虫たちのお詫びの為、茅藁を追加し、隠れ家を厚くする、浜ちゃんでした。