「うわっ、餌ねだって寄って来ちゃったー」
よくあることです。
お泊りナイトツアーでは、夜の水族館をご紹介しています。案内のトリーターは、昼間とは異なる“夜ならでは”の生態をお見せしようと、ネタとなる生き物の水槽前で解説します。
『エビ類の反射する眼』
『泳ぎ続けるツマグロ鮫』
は、そのまんまですから、あたりさわりなく進んで行けます。
また、
『イソギンチャクのベットで眠るクマノミ』
『マツカサウオの発光』
などは、まあ不安なく回れます。
『アナゴ・ウミヘビ(魚)類の泳ぐ姿』
『色鮮やかなチョウチョウウオが黒ずんで寝る姿』
になると、ちょっと不安。
『カワハギが流されないように海藻をくわえて寝る姿』
になると、タイミングが合わない時が多いです。
ところが、先日アミメハギ(小型のカワハギの仲間)が、新型ポンプの強い水流にブワーツと海藻ごとなびかされながら、しっかり噛みつきながら寝ていました。
けな気な姿に、お客さまも喜んでご覧いただけました。
案内は臨機応変。
ここで、お話ししたネタはごく一部ですから、ぜひご体験くださいね。