子どもの頃、祖父母の家の田んぼで初めてホタルを見ました。小さな光に胸が高鳴ったことを覚えています。
家の近くの小川でよくメダカを捕まえたり、ザリガニ釣りをしました。運動靴をドロドロにしてよくお母さんに怒られました。いい思い出です。
今、その思い出の場所は埋め立てられてなくなってしまいました。
思い出ではなく、その風景も生き物たちも残していきたいものです。
そして、私たちが感じた思いや経験を次の世代の子どもたちにも感じて体験してもらいたいものです。
4月 3日より、なぎさの体験学習館 2F 湘南体験ゾーンにて、企画展『未来に残したい、鎌倉の生物遺産』を開催しています。
古くから鎌倉に棲む希少な日本産淡水魚なども紹介しています。
身近な魚だったメダカは、1992年より絶滅危惧種に指定されました。今回、『鎌倉メダカ』も展示しています。