今週のおすすめは、マウスブリーディング(口内保育)中のクロホシイシモチです。
マウスブリーディングとは、オスが口の中で卵を守りふ化させるというものですが、詳しくは 8/ 19冨永著トリーター日誌をご覧ください。
余談ですが、冨永は最近あだ名をつけてもらいたいらしく、いろいろ提案しているのですが、「ネーミングセンスゼロです」と、全て却下されてしまいます。
やれやれです。
入口から二つ目の水槽、大水槽の浅瀬(通称ジャブジャブ池)にたくさんのクロホシイシモチがおり、よく見るとペアを作っている個体がかなりいます。
あれだけたくさんのクロホシイシモチの中で、ただただ群れているだけではなく、ちゃんとペアを作っているのを見つけられるだけでも、意外な発見で感動です。
口の中を観察してみてください。
チラッと赤いものが見えたらそれが卵です。
口をほふほふして、卵に新鮮な海水を送り込んでいるのを観察できたら感動しますよ。
ちなみにこの水槽には、クロホシイシモチそっくりのネンブツダイがいます。
クロホシイシモチは目の上に黒い点の模様があり、『マロ』のようです。
ネンブツダイは、目の上に線が走っており、体色もオレンジがかっていてこちらの方が若干きれいです。