裏でこっそりヤドカリを育てています。
ヤドカリはメスがおなかに卵を抱えて、宿の中に隠した状態でふ化まで守ります。ふ化すると、ヤドカリの赤ちゃんが海中に放たれます。生まれたての赤ちゃんヤドカリは、ゾエアと呼ばれるプランクトンです。ゾエアは脱皮を繰り返し、その姿かたちを変えながら成長していきます。
つい先日、ヤドカリの姿になる 1歩手前、グラウトコエ幼生と呼ばれる姿についに変態しました!
この姿になると、宿に入るらしい、とのことなのでちっちゃい貝殻をかき集めて置いてみました。
・・・入った!
かわいい。
実はこのコ、種類がなんだかわからないのです。深海性のヤドカリであることは確かなのですが、容疑者は 4種ほど。成長して判明するのが楽しみです。
追記~
あした、いよいよ杉村さんと冨永さんが深海調査から帰ってきます。大荒れだったようだけど大丈夫かな? 深海コーナーに新しい仲間たちが加わるのが楽しみです。
めざせ!シロウリガイ 1年越え!
→ 航海日誌 ご参照