“えのすい”初展示のエイを紹介します。
カラスエイ
なんか変だな、あのエイ ...。ホシエイだと思っていたけど、なんか違う。
お腹の色が濃い灰色だし、尾が長いなぁ。
よくよく見るとヒレの形も違うし、底でお休みしないでずっと泳いでいるし ...。
実はトリーターも最初は気づきませんでした。
ホシエイじゃないなんて!!!
相模湾ではめずらしい、というよりは外洋に生息するエイなので沿岸にはあまり泳いでこないようです。小田原の定置網に入り、えのすいにやってきました。
餌の食べ方が変わっています。ひっくり返ってお腹を上にし、ヒレを丸めて抱え込むようにして泳ぎながら食べます。
この行動がホシエイとまったく違うところです。
ホシエイを含む底生のエイは、一般的にヒレを大きく広げたまま、着底して獲物を捕らえます。
最近、うおゴコロ(uogokoro)中にもやってきて、ダイバーの回りをうろうろしていますので、そのときが見つけるチャンスかも。
“えのすい”初展示のカラスエイは相模湾大水槽にいます。探してみてください。