みなさん、こんにちは。
今年も1年よろしくお願いします。
いきなりですが、みなさんは水族館や動物園で種名板をご覧になる際、学名に着目することはあるでしょうか?
何やら斜体で、しかも難しそうなラテン語で書いてあるのでなかなか馴染みにくいですよね。
そこで今日は生き物の学名についてご紹介。
少し講義のようなお堅い話になりますがお付き合いください・・・
後半は写真もでてきますからね!!
前半大変なら後半だけでもお楽しみに m(_ _)m
学名というのは全世界共通で通用するもので、18世紀にスウェーデンの植物学者カール・フォン・リンネによって提案されました。
それまで国や地域によって、同じ種類の生き物でも呼び方がばらばらでしたが、ラテン語を使った二名法という表記で統一をしました。
二名法はまず初めに属名、次に種小名で表します。
属名は似ている生き物をグループ分けしたもの、種小名はその種類の特徴を示した言葉になります。
では、早速イルカショースタジアムでくらす種類の学名に注目。
1 Tursiops truncates
Tursiops: イルカのような顔
Truncates: 先端を断ち切る
→ 吻先が短いイルカのような顔の生き物:バンドウイルカ
回りくどい!!(笑)
2 Lagenorhynchus obliquidens
Lagenorhynchus: ボトルのようなくちばし
Obliquidens: 斜めの歯
→ ボトルのようなくちばしに斜めの歯を持つ生き物:カマイルカ
斜めの歯!? チェックだ、チェックだ!!