この度 2020年度ウミガメ類のフィールド調査報告をえのすいホームページに掲示しました。
これまで“えのすい”では、近隣の浜辺で起きているストランディングの対応を行ってきました。
2020年度は 10件のストランディングが報告され、ほとんどはアカウミガメかアオウミガメですが、うち1件は非常に珍しいオサガメのストランディングでした。
なかなか姿を見ることができない種類なので、とても貴重な経験でした。
ウミガメ類のストランディングは、例年春から初秋にかけて起きることが多いです。
現場での作業は、種の同定、ウミガメの甲羅の大きさを計測、雌雄の判別、タグの確認を行います。
もし、砂浜でウミガメのストランディングを発見した時は、水族館に連絡をお願いします。
また、2020年6月には七里ヶ浜でアカウミガメの産卵も確認しています。子ガメも無事に脱出が確認できています。今年の夏も産卵があるのか楽しみです。
[2021/03/22 2020年度 ウミガメ類のフィールド調査報告]
“えのすい”でも2度アオウミガメの産卵の実績があります。
2013年と2018年にお母さんの「のんき」とお父さんの「シロ」との間で産まれています。