2021年05月14日
トリーター:城戸

親離れ

ペンギンのヒナの親離れの時が来ました。

5月9日に4羽のヒナが親元を離れ生活を始めました。
そもそもなぜ移動させてまで、親離れを行っているかというと、過去に親離れがうまくできておらず、次のシーズンの繁殖をヒナが邪魔をしてしまい、失敗した例があったので、“えのすい”では一度親元から離すことが多いです。

今回親離れしたのは、前回のトリーター日誌 2021/04/30 フンボルトペンギンのヒナの愛称決まりました でお話しした「ユキ」と「サチ」。
4月6日の石川トリーターの日誌 2021/04/06 えのすい史上 最大の ヒナ ラッシュ!! に出て来たマリーのヒナ2羽です。

ユキとサチは、今までユキが両親と生活していたエリアにユキだけ残り、そこにサチが合流して2羽で生活をしています。
マリーのヒナ2羽は見えない場所で泳ぎの練習と、トリーターから餌をもらう練習をしています。
泳ぎは、2羽ともとても上手です!
たまに動きがシンクロする時も・・・


そして、餌を食べる練習は、1羽は目の前にゆらゆらと魚を見せると自分からくわえてパクパクと食べ始めました!

もう1羽が同じ方法では食べず、くちばしを開き、魚を入れて飲んでもらうという方法を行っています。
1日目はくわえている魚をなかなか飲み込まず・・・


しかし、4日目には少し魚をくわえさせると自分から飲み込むようになりました。
この調子だと数日のうちに自分で食べられるようになりそうです。


自分で魚を食べて、体がもう少し大きくなったらみなさまの前にまた出て来ます!

ペンギン・アザラシ

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