今までは、英名のブルーファイアージェリーで展示をしていたクラゲです。今年はあじさいの展示に連動して、特別なあじさいの魚名板で紹介しています。
シアネア属の特徴は、花型の傘です。そしてラマルキーのこの深い藍色が、あじさいを連想させました。今までの見方とは違う角度でぜひご覧ください。青い炎から藍色のあじさいです。クールなイメージから、なんだか優しい和やかなイメージになりましたか。
触手の長いクラゲあるあるなのですが、水槽で複数飼育していると、どうしても触手が絡んでしまいます。さらに、このシアネア属は、触手の数も多いのでさらに絡みます。
触手が絡んで、本当にあじさいのようになりますが、クラゲ的にはこのままではまずいので、私たちが触手をほぐす必要があります。放置してしまうと、どんどん絡んでいきとれなくなり、餌がうまく捕まえられなくなってしまいます。みなさん、もし、ラマルキーがあじさいみたいになっていたらお知らせください。
現在、シアネア属はクラゲサイエンスで3種類展示しています。ピンク色のキタユウレイクラゲ、白色のユウレイクラゲ、藍色のシアネア・ラマルキーです。
ピンク、白、藍色のクラゲあじさいをぜひごゆっくりお楽しみください。