みなさんこんにちは!
えのすいトリーターの浦﨑です。
今回はイルカの回転ジャンプについてご紹介します!
“えのすい”のショーで見ることのできる回転ジャンプは、真上に回転しながら飛ぶ「スピンジャンプ」と、前方宙返り、後方宙返りの3種類です。
特にスピンジャンプは回転数も多く、イルカたちの身体能力の高さがよくわかります。
このスピンジャンプですが、野生のイルカでも観察することができます。
「ハシナガイルカ」という種類でバンドウイルカやカマイルカよりも小柄のイルカです。
英名は「スピナードルフィン Spinner Dolphin(回転イルカ)」と呼ばれ、スピンしながらジャンプすることに由来しています。
日本で飼育している水族館はないのですが、東京都の小笠原諸島で野生のハシナガイルカを観察することができます。
日中は穏やかな入り江で休息を取り、夕方になってくると動きが活発になり、沖に泳いでいきます。
数十頭から数百頭の群れをつくることもあり、海の上からでも、水中からでの観察でも迫力があります。
分かりやすいジャンプの記録があまりなかったのですが、以前、小笠原で撮影したハシナガイルカを紹介します。