先日、ロッカー内を断捨離していた時のことです。
一昔前の大秘宝を見つけました。
とても懐かしくもあり、それを見ていると当時のやる気に満ちた若々しい感情が蘇ってきました。それがこちらの手書き解説です。
毎日接している生物の、ここを見てくれ!という熱い思いが伝わってきます。私はフグ類に次いでウツボも大好きです。
手書き解説の良さは、ここを見て欲しいという思いをしっかりと、温かみを持って伝達できることですね。当時は、ウツボの目が小さいことを伝えたかったようです。
こんなものもありました。
私は当時大水槽を担当していたので、このシノノメサカタザメの、バケツを餌と間違えて噛んで離さないさまは、ぜひみなさんに見ていただきたかった行動です。
うおおおって。
やはり大水槽担当としては、ここは外せません。マイワシの給餌風景はまさにこんな感じ。鬼気迫る迫力で餌に群がるようすが伝わってきます。
久しぶりに解説を書いてみたくなりました。
10数年の時を経て、さまざまな経験を積み、さまざまな生物への想いを乗せて書いた手書き解説がこちらです。
誰にも見せずにお蔵入りしました。
永遠に日の目を見ることは無いでしょう。
これでおしまいだとちょっとあれなので、クラゲの(ほぼ)毎日採集のお話をします。
そういえば、ここで手書き解説をしょっちゅう書いていました。
クラゲの(ほぼ)毎日採集は、大嵐の日など特別なことが無い限りほぼ毎日採集に行き、その日どんなクラゲが見られたかを、リアルタイムでご紹介している展示です。
そこで、クラゲの特徴などを手書きでわかりやすくご紹介しています。
トリーターによってだいぶ個性が出た手書き解説となっていますので、きょうは誰の手書き解説かなと、楽しみにご来館ください。
ちょうど本日は私が採集に出かけたので、手書き解説も私が書きました!
館内には、この他にも“えのすい”の画伯たちが書いたとても見ごたえのある手書き解説がいたるところに設置されていますので、お見逃しなく!
おまけ
過去におこなわれたイベントのタッチプールで、2日間のみ公開されていた、とある画伯による伝説の手書き解説がこちら。
こ れ は・・・。
元気いっぱいの子どもたちも、生物にイタズラする気が失せるほどのちからがやどっています・・・!