みなさんこんにちは、藤田です。
梅雨の時期になりましたね。
雨の日はまだ肌寒いのですが晴れの日は夏のように暑く、寒暖差が激しい季節です。
体調を崩しやすい時期でもありますので気を付けていきましょう。

さて、最近も相模湾大水槽のウツボたちがよく移動をしています。
毎日通りかかるたびに違うウツボがいたり位置が変わっていたりするので水槽横を通るたびに、おぉっ！ と思って内心ニヤニヤしています。
みなさんに見ていただきたいウツボの場所を私がトリーター日誌に紹介すると、なぜかそのウツボがいつもの場所から移動しており、もはやそういうジンクス？ と思っています。
もしかしたらここを探せばこのウツボに会えるかも！ と思ってみていただければと思います。

まずはレア度高めなこちらの配置。

丸い窓（相模の窓）からの光景ですが、手前に立派なトラウツボが １匹、そして奥の岩に空いた穴からにゅっと顔を出しているのもトラウツボです！
相模湾大水槽には現在 3匹のトラウツボが暮らしていますがなかなか一堂に会することはありません。
２匹がこうして近くにいるようすを見られるのも珍しいことです。
ちなみに後日同じ場所を見に行きましたがもうどのトラウツボもいませんでした。
ぜひこんな光景を見かけたら写真にも納めてみてくださいね。

そしてお次は最近ほとんど同じ場所にいるミゾレウツボ＆サビウツボです。

安定の岩組の隙間から身を乗り出すようにしているミゾレウツボ、とその陰からひょっこりこちらをうかがっているようなサビウツボがいます。
今朝もこんな感じでいつも通りだったのですが、夕方の見回りでここを通ると隠れ場所を若干移動していました！

岩組よりさらにアクリル面寄りにおいてある木の下に潜り込んでいました！
写真のように岩組の端にはウツボが、そしていつもの場所にはサビウツボがしっかり入っています。
相模湾大水槽の中に １匹ずつしかいないミゾレウツボとサビウツボですが、ここにいてくれれば多くのお客さまに見ていただけるのになぁと思います。
ですが現実はそう甘くもなく、いつでもこのように姿を見せてくれているとは限りません。
実は私がこのような光景をよく目にするのは水族館が閉館する 17時を過ぎてからのことが多いのです。
夜行性のウツボはここと同じ場所にいても、日中は完全に岩の隙間に潜り込んでいて全く姿を見せないこともあります。
閉館後の時間でみなさまに見ていただくことは難しいのですが、実は朝一の時間もウツボたちの姿がよく見える可能性が高いです。
ウツボ＆ミゾレウツボ＆サビウツボの光景を開館してすぐの時間で見たことがあります。

ぜひ実物を見ていただきたいところですが、今後もこちらの日誌でウツボたちが活発な時間のようすもお伝えしていきますので、楽しみにしていてください。
さあ、きょうの日誌がアップされたら「いつもの場所」にいるウツボたちも移動してしまうのでしょうか・・・。
またあした、ウツボたちを観察してみますね。


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［2020/07/17　ウツボ好きトリーターのウツボの話］
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［2020/10/09　ウツボ好きトリーターのウツボの話 3］
［2021/01/17　ウツボ好きトリーターのウツボの話 4］
［2021/02/01　ウツボ好きトリーターのウツボの話 5］
［2021/07/09　ウツボ好きトリーターのウツボの話 6］
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［2023/03/09　ウツボ好きトリーターのウツボの話 14］
［2023/04/01　ウツボ好きトリーターのウツボの話 15］
［2023/04/01　ウツボ好きトリーターのウツボの話 16］
［2023/12/29　ウツボ好きトリーターのウツボの話 17］
［2023/12/29　ウツボ好きトリーターのウツボの話 18］