2024年06月19日
トリーター:吉田

距離を縮める

こんにちは! 新人トリーターの吉田です。
すっかり日が延びて、19時頃になってもまだまだ明るいですね。日の出ている時間が長いとなんだか得した気分でうれしくなります。

さて、近頃、晴れた日の「カピバラ~陽だまりの草原~」では、日の当たる時間になると「ヒナタ」が日向ぼっこをしている姿をよく見かけます。
一方、「ココロ」は相変わらず水に入るのが好きなようで、プールの中にいることが多いです。
2頭を見ていると、同じ動物でも好きなことや性格が全然違うことがわかります。

そんな2頭との距離を縮めるべく、隙間時間があけばカピバラたちに会いに行っています。
ここ最近は、少しずつ心を開いてくれているのかなと感じることが多くなりました。
そのようすを少しだけご紹介します。

まずは「ヒナタ」。
「ヒナタ」の性格はマイペースで「ココロ」に比べると警戒心が薄いです。マイペースな分、触ってほしいところを触ってあげないとどこかへ行ってしまいます。
最近は「ヒナタ」が心地いいと感じる場所がわかるようになり、とてもリラックスしてくれるようになりました。

そのようすがこちら。

完全に脱力しています。

…寝てるかと思いきや、目が開いていました。ちょっと怖いですね。

ちゃんとかわいい写真もありますよ。

体を触っていたら気持ちよさそうに寝てくれたときの写真です。

一方の「ココロ」はちょっぴり臆病なので、普段と違う環境や素早い動き、見知らぬ人などにはとても警戒します。
私も入社したばかりの頃は、体を触ろうとするとびっくりさせてしまったり、近くを通ると警戒されたりしていました。
ちゃんと私たちのことを見て、認識しているんだなと感じます。

ビビリな「ココロ」はまだ「ヒナタ」ほどリラックスはしてくれませんが、それでも気持ちよくなると毛をぶわっと逆立てて、寝転がったり…

顎の下を触っていると「もっと触って~」とアピールしてくれるようになりました。

焦らず、ゆっくり、じわじわと距離を縮めていきたいと思います。

そんな「ココロ」ですが、先日 6月14日に 7歳の誕生日を迎えました。

無事に誕生日を迎えられて嬉しい気持ちの一方で、「ヒナタ」も「ココロ」も、カピバラとしては高齢といわれる年齢になりました。
これからも2頭が安心して健康に過ごせるよう、しっかり信頼関係を築いていきたいと思います。

カピバラ~陽だまりの草原~

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