ようやく、航海首席が頭をひねりにひねって、今回の航海(YK06-13)のクルーズ名がきまりました。
その名も「SUPER SNAILs」!!!です。
Southwest Pacific Ecosystem Research
Specially on Alviniconcha-Ifremeria Linkages
から文字を拾われました。
これからはSUPER SNAILs CRUISE 日誌です。
きょうも快晴海況も良好です。
本日早朝に赤道を越えました。
現在 20時40分時現在、南緯 2度56分、東経 149度56分です。
午後あたりにパプアニューギニアに入りました。
表面水温は 29.5℃、現在あすの潜航調査地点に向かっています。
きょうは赤道を越えたこともあり、生まれて初めて赤道を船で通過した人のための赤道祭がおこなわれました。
海の神様「ネプトゥーヌス」への赤道通過の許しを請うお祭りです。
生まれて初めて船で赤道を越えるひとはみんな名前、性別、年齢を呼ばれて、それに間違いやウソはないか海の神様「ネプトゥーヌス」に確かめられて、赤道を越えてもいいかとお願いして、許しを得ました。
みんな無事に船の上に引かれた赤道をまたいで、祝福の放水で水をかけられました。
準備万端、ゆっくりできるのもきょうが最後です。毎日の夜の 19時からのミーテイングも力が入ってきます。あしたからはサンプルが上がってくるので、大忙しになります。
[きょうの写真]
赤道通過セレモニーのようす
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK06-13「よこすか/しんかい6500」によるノースフィジー海盆(フィジー)、マヌス海盆(パプアニューギニア)調査潜航