本日、「よこすか」は宮古を離れ、沖へと向かっております。たくさんの海鳥が見送ってくれました。
まだ海は穏やかには見えませんが今後、きっと回復へと向かってゆくでしょう。
この一週間が勝負です。
今朝の話し。
ちょっと釣りをしてみました。魚は全く釣れませんでした。
しかし、魚ではないものが一匹、こちらはウミサボテンです。
砂地にニョキッと生えているようなイソギンチャクやサンゴの仲間で右の曲がっている部分が本当は砂に埋まっています。
ゴカイは食べないので「釣れた」、というよりも「引っかかった」と、いうことです。
[きょうの写真]
ウミサボテン
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)YK07-15「よこすか/しんかい6500」による三陸沖日本海溝 深海生物調査採集潜航
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています。
今回一緒に乗船している北里大学水産学部のホームページも同時にお楽しみください。
[ 北里大学水産学部ホームページはこちらから ]