みなさんこんにちは!トリーターの冨永です。
私は今、ハイパードルフィンの母船である「なつしま」に乗船中です!
初乗船です!
これから杉村トリーターと7日間の航海に出発です。
“えのすい”を6:30頃出発して、電車に揺られながら「なつしま」に8:00過ぎに到着して、いざ出航です!
なんと出発前には、岸壁から手を振ってくださる方たちが!感激です!
これからどんな航海になるのか、どんな生き物たちと出会えるのか、とても楽しみです。
船は、房総半島に向かって走り出しました。
船の中では、積み込んだ荷物の荷ほどきをおこなっていましたが、ん・・・
なんだか波が高くなってきたな、船内を歩いていても左右の壁にぶつかってしまうほどに、それでも、杉村トリーターの力でなんとか水槽や調査機器を設置し一安心。
さすがです!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)NT14-05「なつしま/ハイパードルフィン」による相模湾初島沖調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています