みなさん、おはようございます。
とっ・・・ もうお昼になってますね、午前一杯寝てしまいました。
結局、昨夜ベットに入ったのは午前3:00、既にきょうになってましたね。
きょうは、昨夜の採集でされた生物をいくつか紹介しましょう。
水深 200m~表層まで間口が直径 45cmのプランクトンネットで海中を鉛直に曳くと、多くのプランクトンが採集されました。
特に目立ったのはヤムシの仲間で体は細長く透明、大きさは 1cm前後で、一見するとウナギの子どものようにも見える毛顎動物の仲間です。
体は透明で殻がほんのり赤いオキアミの仲間、よく泳ぎ回る触角の長いカイアシ類やツリガネ型のクラゲ、数個体ですがクリオネなどの翼足類も採集されました。
他には、大きさが 1mmにも満たない浮遊性の有孔虫というとっても綺麗なプランクトンも採集されました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)YK16-16 西部北太平洋「海洋酸性化の進行とその影響に関する研究」及び「海底電磁気観測による津波の早期警戒」を目的とした調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています