今朝から本土は寒いですね。
既に東京湾に入っているはずですが、海上は霧で何も見えませんでした。
昼頃には霧の間から JAMSTECの横須賀本部の建物が見えるようになりました。
この寒さでは、調査海域の気温とあまり差がないですね。
八王子では雪が降ったとか・・・ それは寒いわけです。
午後からは下船の準備が始まりました。
きょうのように片付けのできる日が 1日あると、下船の朝にバタバタしなくてとてもいいですね。
※天候のせいで早く東京湾に入った訳ですが・・・。
波の静かな停泊中に、できるだけ荷物を格納庫内へ集めます。
天井のクレーンや船内エレベーターを使って次々と荷物が集められ、ボックスパレットの中に詰まっていきます。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)YK16-16 西部北太平洋「海洋酸性化の進行とその影響に関する研究」及び「海底電磁気観測による津波の早期警戒」を目的とした調査航海
新江ノ島水族館は、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています