きょうの観測地点は透明度もよく、観測機器を下ろしている時も、かなり深いところまで、目で追うことができました。
最初の観測地点から、次の地点までの移動中は、高いところに上って、船の近くを流れてゆく、ユウレイクラゲの観察をおこないました(本当は、ユウレイクラゲがいる場所を船が航行しているのですが)。
ユウレイクラゲは夏から秋にかけて現れるクラゲで、今後展示できればいいなあと思っている種類です。
定量的なデータは取りませんでしたが、小さなものは 30cmぐらいから、大きいものではひと抱えもありそうなものまで(あくまでも遠い船の上から見た感じですが)、たくさんみられました。
[きょうの写真]
(1) NOR 垂直曳きのプランクトンネットが上がってきたところ
(2) 上からの見晴らし!
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。