今年もヒクラゲの季節がやって来ました。
今回は、広島大、東京海洋大、北里大、東邦大、京大、大阪市立自然史博物館、新江ノ島水族館から、総勢18名の航海です。
各人の専門も、クラゲ、魚、コペポーダ、ギボシムシ、ユムシ、と多岐にわたり、みなさんのお話を聞くのが楽しいです。
日付をまたいで、現在午前3時。
だいたい6時から、8個体ゲットしました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
広島大学「豊潮丸」よる大型クラゲ類及びアミ類の分布調査航海