ただ今 長崎の南沖を回航中です。
軍艦島が見えました。
昨夜はたまに少し体がふわっとなるぐらい揺れたので、朝、
「おはようございます。夜は結構揺れましたね。」
とご挨拶した相手は極地研の方で、
「いえ、このぐらいの揺れは寝心地がいいですよ」
と、余裕のご返答でした。
南極方面はやはりすごいようです。
今日は回航だけなので、各乗船研究者が、持ちネタを発表しています。
勉強になります。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。