2006年11月15日
トリーター:佐藤

魚の気分・天気の気分・人の気分

富士山が真っ白に化粧をして、その美しさに樹木たちが真っ赤に葉を染めるきょうこの頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?こんにちは魚類担当えのすいトリーターの佐藤です。いやー四季があるっていいですよね。
>゜))))彡  <゜)))彡  >゜))))彡  <゜)))彡

それはさておき、先日私はまたまた釣り採集に行ってまいりました。狙うは〈ハナハゼ〉唯一つ!
絶対に釣るぞと鼻息を荒くしながら採集ポイントに到着。いざ準備に取りかかろうと乗ってきたトラックから降りてびっくり。
「風すご!!!!!!」(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-

後で聞いたところ、どうやらどこもかしこも強風が吹き荒れていたそうな。朝は穏やかだったのに・・・。
道具を飛ばされそうになったり、背中から吹いてきた風に押されて海の中へと突き落とされそうになる中、なんとか数匹のハナハゼを釣り上げることができました。
☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノヤッタゼ!!

でもまだまだこれで終わったわけではありません。“えのすい”に到着したら、まずは今回釣れた魚の種類と個体数をカウントしていきます。他にもベラの仲間とかスズメダイの仲間とかも連れて帰ってきましたからね。
その後、各水槽へと魚たちを振り分けていくわけですが、当然ハナハゼさま(さま?)はVIP待遇です。今までもちまちまながらも集めてきたハナハゼさまたちと合流していただき、あした展示されるためにご休憩を取っていただきました。
あした・・・?
そう!つまりきょうのことです! ハナハゼさまたちはついにデビューの日を迎えたのです!
場所は水族館の一番最後、出口直前の水槽です。今まではタイリクスズキやムラサキイガイという、他の国からさまざまな都合(長くなるので細かな説明はカット。)でやってきた生き物たちを 1年間展示してた水槽です。

水族館では、ずっと同じ種類の生き物を飼育して展示する水槽と、それなりの期間がたったら内容を変更する水槽があります。みなさんがえのすいを訪れるたびに、どこか前回と変わっているところが少しでもあるはずです(たぶん・・・。)展示のどこが変わったかを探してみるのも、“えのすい”を楽しむ方法のひとつですよ。
ぜひハナハゼ(あれ?デビューしたら“様”は付かないの?)を見に来てくださいね。
ただ、ハナハゼは大変臆病な魚です。すぐに物陰に隠れてしまうほど、私に似て(?)とてもシャイです。ですからみなさんが水槽前に来られた時、ハナハゼが悠々と優雅に泳いでいるかもしれませんし、そうでないかもしれません。そうでない場合、つまりどこかに隠れて全く見えないときは・・・。えーっと・・・。
ごめんなさいm(_ _)m

ハナハゼハナハゼ

えのすいeco環境水槽

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