2006年08月11日
トリーター:浜田

台風について。


赤道付近で発生した熱帯低気圧の中心付近の風速が17mを越えると、台風になります。
台風の大きさは、風速 15m以上の風が台風を中心に吹く半径の広さで決められます。
大型台風では 500km以上 800km未満、西は岡山県、北は岩手県まで。
超大型台風では 800km以上西は山口県、北は北海道函館までの広さです。
暴風域は風速 25m以上の風が吹く半径をいいます。
台風の強さは、最大風速の強さで決まります。
強い台風とは、最大風速が 33m~ 43m。非常に強い台風では、最大風速が 44m~ 53m。
猛烈な台風では、最大風速が 54m以上をいいます。
また波浪予報の分け方は、しけるが、波の高さが 4m~ 6m。大しけは、波の高さが 6m~ 9m。猛烈にしけるが、9mを越える波をいいます。

海の中の魚の状態は、しけが続く期間は餌も取らずに岩影や海藻の間に身を潜めて、台風が遠ざかるまで耐えています。
その点、水族館の魚たちは台風の心配も無く、1年中快適に過ごしています。

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