2006年11月23日
トリーター:小谷野

日本ウミガメ会議

11月18日~ 20日に三重県熊野市七里御ヶ浜で「第 17回ウミガメ会議」がおこなわれました。熊野といえば世界遺産の熊野古道があるすばらしいところです。
ここに日本中のウミガメの研究者と保護に携わる方々が集まり、それぞれの研究成果、保護活動の状況などが発表されました。
この会議で、2006年は昨年と比較すると全国でウミガメの産卵数が減少したとの報告がありました。神奈川県でも年によっては産卵があるのですが、今年は残念なことにゼロでした。
全般的に護岸工事や混獲などにより全国(だけではなく世界各国)でウミガメが安心して産卵できる浜が少なくなってきているという発表が多かったように思われます。

ウミガメが生きやすい環境は、人にとっても住みやすい環境であるはずです。
ウミガメと人がうまく共存していける環境を作っていきたいものです。

ウミガメプールウミガメプール

ウミガメの浜辺

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