2008年08月06日
トリーター:崎山

夏の相模湾

釣り人に「夏の相模湾の魚」についてたずねると、多くの方がシイラやメジマグロなどのルアーフィッシィングを取り上げると思います。
夏場、相模湾の水温は上昇し、“えのすい”近くではだいたい 28℃くらいまでなります。
そんな時期に現れるのがシイラやカツオ、クロマグロなど巨大になる回遊魚たちです。
中でもシイラは沖合いの表層で流木や流れ藻などについているので、釣り船はそれを目指して近づきます。
船上の釣り人は、その浮遊物近くにルアーを投げ込みます。
するとロッドに激しいあたりが!
その後は魚との格闘です。
船に近寄ってくるシイラは興奮し美しい黄色に染まっています。何匹か釣り上げると竿を持っていた腕はパンパンになり疲れ果ててしまいます。

今年私たちはそのシイラを狙って、三浦半島の定置網に便乗させてもらっています。
釣りではなく、網ですくってきます。
今朝 4匹ほど入ってきました。かなり体が擦れやすく、扱いは難しいです。
そしてこのシイラ、実はよくジャンプをします。
釣りで掛かったときも激しくジャンプを繰り返し、しばしばフックが外れてしまう(いわゆる「ばらす」)こともあります。
水槽内でもジャンプするため、時には違う水槽に入ってしまったり、あるいは水の無いところに飛んでいってしまうこともあります。

今回入ったシイラたちはどうでしょうか。
長くみなさんにご紹介できればと思っています。

シイラシイラ

相模湾ゾーン

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