2009年09月25日
トリーター:戸田

結び方


この頃ロープを扱い、結ぶことが多くなりました。(勘違いしないでね。まじめな話です)
日常生活でも靴紐を結んだり、資源ゴミの雑誌や新聞を結んだりと機会がありますね。
みなさんはこの結び方、自信がありますか。

水族館でもいろいろな結び方を覚えていた方が安全に、しかも効率的に仕事ができます。
利用頻度からクラブヒッチ(巻結び)、ボーラインノット(もやい結び)、エイトノット( 8の字結び)、荷台の荷物を固定するナンチンヒッチ(南京結び)などをよく使います。
名前だけ聞いてもナンノコッチャと意味不明でしょうが、基本は強度が強く、それでいて解けやすい結び方です。

変わり種としては酸素パックですね。
ビニール袋に水を少しと生物をそして酸素を入れて口を輪ゴムで閉じます。簡単なようですが、慣れない人がパックすると酸素や水が漏れ、生物を天国に輸送する羽目になります。
漏れなければ良いかというとそうでもありません。
開ける時を考え、袋の端を引っ張ると簡単に開けられることも重要です。
空輸の場合は気圧の変化による膨張を考慮したりと、どんなことも単純なようで奥が深いですね。

さて、みなさんも収集場所で一番目立ち、きれいな結び方を覚えて披露してはいかがですか。

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