先日、小学校高学年位の男の子に
「何でクジラは哺乳類なのに魚偏に京と書くの??」
と聞かれました。
そこできょうは諸説ある中の 1つをご紹介します。
昔の人がクジラを見て魚だと思い魚偏がつきました。
これはなんとなく予想がつくかと思いますが、ではなぜその横に京という字がついたのか・・・
実は『京』という字、数字の単位なんです。
どのくらいの大きさかというと、
一・・・十・・・百・・・千・・・万・・・億・・・兆・・・『京』
兆の 1つ上の単位。0の数は 16個。
10,000,000,000,000,000 ← これで1京です。
この兆を超える大きさの魚という意味で『鯨』となったんです。
確かに相模湾大水槽で優雅に泳ぐ『シノノメサカタザメ』と世界最大の動物『シロナガスクジラ』を比べてみると、その差は歴然。
相模湾大水槽のシノノメサカタザメは体重約 100kg、一方のシロナガスクジラは 200tを超えます。
シロナガスクジラ1頭に対してシノノメサカタザメ 2000匹分。想像もつきません・・・ 。
『クジラ』という文字だけでも「へぇ~!!」と思うことが実はまだまだたくさんあります。クジラについていろいろ調べてみるのも面白いかもしれませんよ。
ちなみに毎月 9日は語呂合わせで「ク( 9)ジラの日」だそうです。