クラゲが大好きな小学生の女の子と、クラゲ担当Kのある日のお話。
クラゲファンタジーホールにて
女の子:
あの、すみません!このクラゲ、ウリクラゲですよね?
きらきらしてきれい!
K:
ああ、これはウリクラゲではないんだけど、
ウリクラゲのなかまのクラゲです。
女の子:
私、このクラゲ好き!なんで光ってるの?
K:
んー、確かに光ってるように見えますね。
でも自分で光ることができるわけじゃないんです。
ここ見て!ウリクラゲにとって泳ぐための器官「櫛板」に光が当たると、きらきらと虹色に輝くの。
女の子:
ふーん。
じゃあ、月と一緒だね!
K:
え?月?
女の子:
うん、月!月はね、自分で光ることができないんだよ。
太陽の光が当たって、光ってるように見えるだけなの。
だからね、ウリクラゲと月は一緒だよ。
K:
おー!そーかぁ。
そんなふうに考えたことなかったなぁ。すごいなぁ。
そうだね!
女の子:
うん、そう!
あ、もう行かなきゃ。バイバイ!
K:
うん、またね。
こんな風に、クラゲファンタジーホールのクラゲたちは、ときどきすてきな出会いを引き寄せます。あしたもすてきな出会いがありますように・・・!
****************************************
「ウリクラゲのなかま」は、本日よりクラゲファンタジーホールで展示中です。
深海コーナーでも、もう1種類の「ウリクラゲのなかま」を展示中!ぜひご覧ください。