うわっ痛い!
えっ何者!?
出会いの海フォトコーナー前にある相模湾大水槽の浅瀬、わたしたちトリーターの間では“ジャブジャブ池と”呼んでいる水槽にイシガキフグが仲間入りしました。
体の棘と愛らしい大きな目が特徴のイシガキフグ。
ジャブジャブ池のイシガキフグは物おじしない性格のようで、さっそく水槽生活やダイバーにも慣れて餌のおねだりを始めました。
お気に入りはイカの切り身。
手にはめているグローブの白いラインをイカと間違えて噛みついてきたようなのです。
ペンチのような形の大きな歯で固い貝や甲殻類をバリバリ砕いて食べるこのフグに噛まれたらたまりません。
トホホ。
涙が出るほど痛いのです。
イシガキフグは成長すると 50cm以上になる大型種で、ジャブジャブ池の個体はまだまだ子どもサイズ。
お腹が減って、お腹が減ってしょうがないのかもしれませんね。
掃除している間も油断をしてはいけません。
ましては手をイカのように魅力的に振るのはご法度です。
ジャブジャブ池には同じハリセンボン科の仲間、ハリセンボンとネズミフグもいます。
よく似た 3種類の見分け方は体にある棘とひれの模様。
長い棘、ひれに黒い斑点模様がたくさんあるのがネズミフグ。
現在一番大きいです。
おっとりのんびりした感じでダイバーを追いかけてきます。