みなさん、こんにちは!
実に1年半ぶり3回目の新青丸の調査航海です。
今回の調査海域は、相模湾と伊豆小笠原海域です。
相模湾は、2016年以来ですから3年半ぶりくらいになり、とても久しぶりの調査になります。
2020年の第1回目の航海です!
ちょっとドキドキなのですが、なんと海況がよくないらしい・・・
きのうの6日に航海の積み込みをおこない、その時に乗船研究者のみなさんとお話しをしたところ、太平洋岸から沖にかけて、大きな低気圧が来ているとのこと。
げげっ! 全く天気を気にしていなかった自分が・・・
完全に油断してました!!
そのため、急遽 2時間も早く出港することに・・・
本日朝 6:30頃には、JAMSTECの横須賀本部岸壁に停泊中の新青丸に乗り込み、8時に出港しました。
浜で打ち上がっている野生動物をみつけたら
どんな病気を持っているかわからないので、触らないようにしてください。
打ち上がった動物の種類や大きさ、性別などを調査しています。
さらに、種類によっては博物館や大学などと協力して、どんな病気を持っているのか、胃の中身を調べ何を食べていたのか、などの情報を集める研究をしています。
浜から沖の方へ戻したり、船で沖へ運んで放流するなど、自然にかえすことを第一優先にしています。
どんな病気を持っているのかわからないので、隔離できる場所がある場合は救護することがあります。しかし、隔離する場所がない場合、さらに弱っていてそのまま野生にかえせないと判断した場合は、他の水族館や博物館と連携して救護することもあります。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)KS-20-1 新青丸/ハイパードルフィン 「シンカイヒバリガイ類の共生細菌取込みに関する研究航海」を目的とした調査航海
新江ノ島水族館は、JAMSTECと深海生物の長期飼育技術の開発に関する共同研究を行っています